ここに集う人たち

この店には一般のファンのみならず、同業者(ラーメン店)のファンの方々も来ます。
休みの度に家族で来られる方。従業員を引き連れて研修を兼ねて来られる方。県外からも度々来てくれる熱心な方。そんな「あごすけファン」の同業者の方々でも、特に熱意のある方々が居ます。

【麺屋あごすけ】を、店主の月岡氏を、慕って集う人たち。
たぶん、ライバルとも、戦友とも、ましてや商売敵だとか技術を盗もうなんて思ってる人は居ないでしょう。ラーメンの美味しさと、お店作りと接客と、そして月岡氏の人柄に惹かれ惚れ込み、純粋に邪心も持たずに目を輝かせては、
 「このラーメンを食べたい!」
 「ここのラーメンが食べたい!!」
 「ここでラーメンを食べたい!!!」
と、そう思うのは、一般客も同業者も別け隔たりはありません。

我々一般客は「美味しい」位にしか多くは語れませんが、ここに集う同業者の方々は、ソレ以上の何かを感じ取っているからこそ、月岡氏を慕って通って来てくれています。そんな方々を集めて何回か懇親会を催しましたが、ゼニカネの儲け話しだの目立とう根性武勇伝などは出ず、ラーメンへの技術向上談話とか、ラーメンに向ける思いの旨の熱弁に徹し、酒を飲んでも酔う事すら忘れて皆さん熱く語り明かしていました。
そう、皆さんは【麺屋あごすけ】に、そして月岡氏に、商売以外でこの店の特異点を見つけています。月岡氏を中心軸とし、お互いに認め合い、分かち合い、そして信頼しあっているのです。お店は違えどラーメンを作る志しは同じくして、そんな素晴らしい方々を紹介します。

 

【らー麺 天心】 店主:小野塚 修 氏

【らー麺 天心】 店主:小野塚 修 氏
あごすけ月岡氏がこの店を訪れたのは、確かまだ初期の2004年頃だったか。
「なんですか、あの天心さんのラーメンは?!?!」
そう驚いていたのを今でも覚えています。たぶん月岡氏がかつて、習った事も味わった事もないラーメンの味に驚愕したと。その頃から交流が始まり、【麺屋あごすけ】が完全無化調を謳い出したのも、また、夏場のアイテムてして胡瓜(キュウリ)を使うようになったのも、【天心】小野塚氏からの影響だと思われます。

そしていつの頃からか、【麺屋あごすけ】のラーメントッピングの青菜に大きな変化が訪れました。青菜をさっと湯にくぐらせて青々としてシャキシャキの食感で使う様になりました。2008年の≪信州ラーメン博≫では、屋外イベント会場のテント厨房なのに、長野の特定農家から仕入れた高原ホウレン草を意図して大きめに切り、その都度湯にくぐらせ、荒く組み盛って高さを誇示。まだ余熱の残るホウレン草の甘味と食感と、とてもイベントラーメンらしからぬ手間をも美味しさとして提供していました。これを「天心方式」と呼びます。その都度青菜を茹でて盛り付けるラーメン屋は、新潟県では【天心】と【あごすけ】しか知りません。【天心】小野塚氏からの影響もまた今では、【あごすけ】の人気の要因になっているとも考えられます。

→【らー麺 天心】お店紹介ページ

 

 

 

【小さな小さなラーメン屋 春紀】 店主:永野 孝春 氏

【小さな小さなラーメン屋 春紀】 店主:永野 孝春 氏
この人は新潟県の方ではなく、東京からわざわざ田舎を選んで移住されました。
ラーメンは大好きだがラーメン屋の経験はなく、実は驚くかな、かの有名な【目黒雅叙園】の日本料理部門出身。この名前を聞いただけで、それ相応の技術の持ち主で保証書付きだとわかります。
目の前のお客様から直接「美味しかったです、ごちそうさまでした。」の声が聞きたくて、大舞台の料理の世界を離れ、知人も居ない新潟県の山村に引っ越して来て、ここで自分だけの庵として小さな小さなラーメン屋を始めたのだと言います。

新潟県の食材を使いたいと市場を見て、メギスなる魚を見つけました。比較的安価であり、白身で淡白ながら上品な旨味を持ちます。このメギスを買って来て下処理をし、自家製のメギス焼き乾しを作って出汁にしたのが、この店を一躍有名にしてファンを惹き付けた≪メギスらーめん≫なのです。月岡氏もこのメギスらーめんを絶賛し惚れ込み、自分でもメギスを使ってみる試案をしました。それが【麺屋あごすけ】流のメギス魚醤として、各種限定品などに使われています。料理人と料理人が出会うと、伝統も慣わしも越えて美味さが開花します。

この人が一番【あごすけ】に通い、【あごすけ】を知り、【あごすけ】を大好きでいる方なのかも知れません。【春紀】に行くと永野氏は常連さんなどと一緒に【あごすけ】の話題になり、そうしてお店のお客様にも【あごすけ】を推薦してくれています。
「東京で有名店を数多く食べ歩きましたが、【あごすけ】に敵う店は無いかもしれませんね。」

→【小さな小さなラーメン屋 春紀】お店紹介ページ

 

 

 

【鶏骨スープ 青桐】 店主:大越 忍 氏

【鶏骨スープ 青桐】 大越 忍 氏
偶然なのか必然なのか、出会いは小説より奇なりだと言いたい。
長岡市でレストランを数店舗展開している会社の専務でありシェフでもある大越氏。ヨーロッパに渡って磨きをかけて来た洋食の腕を振るう側ら、無類のラーメン好きでもあった。
その当時ある時、一冊のラーメン本と出会う。その本には眉唾の如くにソソリ文句が書かれていて、「いくら何でもラーメンに神だの信者だのと掟破りな表現があるものか!」と、騙されるつもりで遥か上越市まで向かったのだった。その店こそ我らが【麺屋あごすけ】なのである。

本に書いてあるままに塩らーめんを食べてみる。塩とんこつも食べてみる。
箸を持つ手が震えた。言葉を失った。無我の境地に釘付けとなってしまった。神も信者も居るのだと言う事を、目の当たりにした思いだった。
「・・・こんなに旨いラーメンが、こんなにも凄いラーメン店があったのか。。。」
自分のラーメン知識とラーメン経験を超えた美味さに、この出会いから幾時も待たずして、大手レストランのシェフから、小さくてもラーメン屋の親父になる決意をしたのだと言います。

→【鶏骨スープ 青桐】お店紹介ページ

 

 

 

【麺や 一晃亭】 店主:阿部公昭 氏 

親の代からのラーメン屋を継ぎ、店名も看板も新たに出発した彼。
いつかは親の築いたラーメン屋のブランド(地域の信用・信頼)をも越えようと日々精進しています。今でも機会を見ては県内や県外の有名店を巡り、美味しさや人気のナゼナニを自分なりに習得しようとスキルアップを怠らない。

そう、それはまだ家業のラーメン屋を継ぐ前の話し、料理修行に明け暮れていた頃だ。そんな時に彼は知ってしまった、気付いてしまった。新潟ラーメン界には予想もしていなかった壁が、想像もしていなかったラーメン屋があった事を。

【麺屋あごすけ】との出会いは衝撃的だったと言います。
噂には聞いていたが、実際に行って、行列に並んで、そして食べてみると、その期待以上の美味しさを知ってしまった喜びで、ドキドキとワクワク感が止まらなかったのだと。
知る限り県内TOPレベルの接客から始まり、看板メニューの旨塩麺を食べ、焼きあごの風味、鶏のこく、自家製麺、全ての調和が丼一杯に演出され、素晴らしいまでの美味しさのクオリティー。それは正に親でもライバルでもなく、現実として目標にするべきラーメン屋なのだと熱く語ります。

それが一つの目標だとしても、勝とうとか越えようとかでない。
常に目標であり続けていて欲しい。決して追いつけない存在であって欲しい。自分がラーメン屋として前進する為の指標であって欲しい。まるで親の背中を追う様なそんな願望を胸に秘め、今日もまた麺を打ち、チャーシューを仕込み、包丁を研いでは刃先に願をかけ、美味しさの提供に余念がないのであった。

→【麺や 一晃亭】お店紹介ページ

 

 

【麺屋 奥右衛門】 店主:大久保 暁 氏

2016/3/30オープンから数年の流れを見つめつつ、今!
もはやこうして完全確定で公開出来る事を嬉しく思います。
【麺屋あごすけ】初の正式公式卒業生、それがこの【麺屋 奥右衛門】なのです。

開業時からお伝えしたかったのは山々であったが、、、
このコーナーの一員一店として載せるには編集の私とて重大責任であり、ましてや「エコ贔屓だ、身内ヒイキだ!」などと言われ兼ねないし、数年も経たずにオチャラケた路線変更したりアサッテな味に落ちぶれたりしたら【麺屋あごすけ】の信用にも関わるし、そしてお世話になった諸先輩方々への敬意も込め、このコーナーに挙がるのに数年を要した事はご了承願いたい。

思い起こせば当時、いずれは独立前提の修行として門を叩いたのがこの人。
「自分の目指す味、目指す店はここしか考えられない!」
そう強い意思表示で入門し、幾年月。。。
入社して早々に新潟ラーメン博への出店で揉まれ、
そして長野ラーメン博にも借り出され揉みに揉まれ、
更には栄光の12大つけ麺博にも抜擢されたのが大久保氏であった。

音を上げるどころか、あごすけ人気を上越以外でも目の当たりにし、確信にも似た未来への扉を手中に収めねばと歯を食い縛って時を待ったのであった。
スープ・秘伝のタレ・製麺、それらよりもっと重要な店の空気や接客姿勢までも吸収して晴れて故郷の南魚沼市に店を持ったのであった。

 

PS:そのオープン時の事、
本家あごすけ始め、天心・春紀・青桐・一晃亭が正面を飾る大花輪群!!
県内探しても、もう二度と、これほど豪華な顔ぶれが並ぶ事はない特別にして格別な幕開けで始まった、それが【麺屋 奥右衛門】なのである。

→【麺屋 奥右衛門】お店紹介ページ

 

 

 

 

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